夏苺とは?
鳥取・氷ノ山
標高900メートルを活かした苺栽培

苺といえば冬から春を旬とする「とよのか」や「あまおう」といった「一季なり」品種がポピュラーです。一季成り品種は、低温にならないと花がつかないので、冬から春の低温の時期にしか収穫できません。
夏苺は一季なりとは違った「四季なり」という品種を用いています。四季なり品種は一季なり品種と異なり、高温や日照時間が長くても花を咲かせ実をつけます。つまり夏でも苺を栽培することができます。それでも苺は暑さには弱いため、夏苺の栽培には夏でも涼しい寒冷地や、標高7・800メートル以上の冷涼な土地が適地とされています。
氷ノ山では冬場はゲレンデとして活用している標高900メートルの土地を活かし、澄んだ空気、綺麗な水、高峰ならではの寒暖差で、自然の恵み溢れる夏苺の栽培に成功しました。


夏苺
夏にピッタリの、甘酸っぱ~い苺

では春から冬にかけての苺と、夏苺。何が違うのでしょうか。
夏苺は冬苺と比べてやや酸味が強いのが大きな特徴です。
また果実が硬くしっかりしているので、日持ちが良く、輸送にも向いています。
甘酸っぱい果実は口当たりがよく、夏にピッタリのさわやかな味わいです。
スイーツやジャムといった製菓との相性も良い為、加工にも向いています。
夏場、苺を使ったスイーツは外国産のものを使用する場合が多かったのですが、最近では国産の夏苺を使ったスイーツが増え、需要が高まってきています。


夏苺おすすめレシピ
夏苺ショートケーキ
夏苺のショートケーキ

ショートケーキをつくり、トッピングに夏苺を!
甘酸っぱい夏苺と、甘い生クリームはとても相性が良いので、ほどよく甘さを抑えたショートケーキに。
ショートケーキだけでなく、タルトやパンケーキにもおすすめです!


ひんやり贅沢
夏苺のつぶつぶいちごミルク
夏苺のつぶつぶいちごミルク

苺を洗い、ヘタを取って水気をふきとります。牛乳200mlに対し、苺10~12粒、練乳大さじ2~3を入れてミキサーにかければ完成!
お好みで苺や牛乳の量を調節したり、ジャムや砂糖、はちみつ等を入れてみてください。
苺や牛乳を冷やしておけば、暑い夏にピッタリのジュースです!


夏苺ヨーグルト
ごろごろ夏苺ヨーグルト

苺を洗い、ヘタを取って水気をふきとります。3~4人前で、苺 約10~15粒を目安にしてください。苺を縦4つに切って、スプーンや麺棒でつぶします。お好みで苺ジャムや砂糖、はちみつ等を入れてみてください。
つぶしたものをヨーグルトの上にかければ完成!
とってもカンタンにおいしく出来上がります!